保育園で働く看護師さんにインタビュー♪

2021.04.26

保育園には保育士以外にも様々な職種の方が活躍されています。今回は保育園で活躍している看護師のS・T先生にインタビューしました!保育園で働くことを考えている看護師さんは参考にしてみてください♪

 

 〇どうして保育園で働くことにしたんですか? 

以前働いていた病院では、夜勤の仕事もあったので体力的に大変でした。その後、転職を考えるようになって、何か看護師資格を生かせる仕事を探していた時、たまたま目に入ったのが保育園における看護師のお仕事でした。

私自身子どもが大好きで、且つ企業主導型保育園は職員の人数が多いことから子ども一人一人に向き合えることに魅力を感じ、働くことを決めました。自分の「ライフスタイル」に合わせて働けることが何よりも嬉しかったです!

 

 〇1日の業務内容は? 

 私のシフトは平日の8:30~17:30です。残業もほとんどなかったです。

出勤してはじめにするのが子どもたちの健康チェックです。検温をして、体調が悪くないか、怪我がないかどうかなど入念に確認します。その後は基本的に保育補助として、保育のお手伝いをします。お散歩に一緒に行って子どもたちと走り回って遊んでいます。笑

子どもたちが活動の中で怪我をしたり体調を崩した場合には、私は看護師として対応にあたります。必要な処置をして、病院受診の必要性やお迎えの依頼について判断します。

 

昼食の時間には手洗いや消毒の確認を行い、食物アレルギーのある子どもの食事内容も確認します。基本的に食事介助につく際もなるべくアレルギーのある子どものテーブルに入ります。誤食がないように、他の子どもたちの食事と混ざってしまわないように細心の注意を払います。

昼食後に投薬などあれば内服の介助も行います。歯磨きの仕上げ磨きの際に口腔内の状態も観察します。

 

午睡(お昼寝)

午睡では5分に一回、呼吸状態や体位を確認する午睡チェックを行います。この時間に他の先生と交代で休憩を取ったり看護師日誌を記入したりしています。

 

午後

午睡後はおやつの時間です。その際も給食同様の対応をして、子どもたちが降園していきます。園で怪我をしたり、お迎えをお願いするほどではないけど、気になる体調の変化があった場合は保護者さんへの説明も行います。

その後はお掃除を行います。衛生面は更に細心の注意を払わないといけないため、入念に行うようにしています。

 

 〇保育園で働くメリットとデメリットは? 

メリットは沢山あります!笑

一番は毎日元気な子どもたちから私自身も元気をもらえることです。一人一人に向き合えることも良いところだと思います。看護師=病院のイメージがあると思いますが、子どもたちの成長過程を間近で見ることができるので、保育園でしか得ることができない看護師のスキルも沢山あります!

このご時世で感染症対策を入念に行わないといけないので、その知識は増えました。また、保育園における看護師の重要性も感じられました。

あと一つ…保育園には看護師は1人、多くても2人だと思うので、自分が主で動くことになります。その分、責任もあるので気は抜けません。

デメリットは病院の業務と保育園の業務は異なってくるので、病院復帰を考えたときに看護知識や技術面で不安が出るかもしれません。あとは同じ保育園に看護に関する相談相手がいないですね…。でも、周りにはプロの保育士さんがいますので、心強いです!

 

 〇企業主導型保育園の良いところは? 

職員の数が多いのがいいところですね。あと企業主導型保育園はオープニングの園が多いので、自分が中心のメンバーとして動けるのもやりがいに繋がります。看護師なんかは特に子どもたちの健康や安全に特化した企画や提案ができるので、考えるのが楽しいです! 

 

 〇保育園で働くことを考えている看護師さんに一言お願いします! 

子どもたちから元気をもらい、私自身もやりがいをもって前向きな気持ちで働けます。新型コロナウィルス感染症が流行している今、看護師さんを積極的に採用している保育園も増えています。子どもが好きな看護師さんは是非保育園で働くことをおすすめします!

 

 〇まとめ 

S・T先生ありがとうございました!今後も様々な職種の方にインタビューしていきますので、楽しみにしてください♪

 

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