学資保険は子どもが保育園の時に入ったほうがいい?

2022.12.15

教育費の準備のための「学資保険」。入るべきかどうか迷われていませんか?子どもが高校生になるまででも塾の費用などを含めるとかなりのお金がかかりますが、大学まで通わせる合、私立文系だと4年では716万円(平均)など一度に多くのお金を準備しなければなりません。
参照:日本政策金融公庫『教育費に関する調査結果(2019年)』

本記事では、「保険」を使った教育費の準備の仕方をわかりやすく解説いたします。

学資保険のメリット

返戻率が高い

学資保険を加入する際、返戻率がまずポイントになってきます。学資保険は2017年3月以前だと110%を超えるものもありましたが、マイナス金利の影響で各社とも若干の返戻率の低下がありました。しかし、ランキングトップのソニー生命の107.2%をはじめとして、返戻率が100%を超えているところは、今でも多く、商品によっては銀行に預けるよりも利率がいい場合があります。

一定時期が経過するまで引き出せない

銀行の普通預金とは異なり、一定時期までは引き出せないこともメリットの一つです。満期の前に解約してしまうと元本割れしてしまうことが多いことから、「ついあると使ってしまう…」など資金の管理が得意ではない方にはお勧めのポイントです。

リスクが少ない

学費に備えて積み立てるための投資方法はたくさんあり、場合によっては戻りもいいことから学資保険とは別の方法で準備したほうがいいとお考えの方もいらっしゃると思います。ただ、投資というのは一般的にリスクも伴います。

例えば、保険に関しては「外貨建て」など、学資保険よりも利率の良くなるものもありますが、為替相場によって利率も変動するため、満期の際に元本割れしてしまうリスクもあります。

学資保険は、保険会社が倒産するなどの特別な事情を除いては、実際の支払額よりも多くの戻りがあるため、極めてリスクが低い投資方法となります。

結局どこの学資保険がいいの?

選ぶ時に注意したほうが良い点は?

学資保険によっては保障がついているものもあり、そういった商品は積み立てだけの商品と比べ返戻率が低くなっています。
保障もついているので得ではないか…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、保障だけの商品には掛け捨てにするとかなり安い商品もあります。死亡や高度障害に限定すると特に保険料を低く設定できるので、保障は別にそちらで準備するほうが保険料や用途の柔軟性の点ではよいと思います。そこで、学資保険の中で返戻率の高い商品を調べたうえで、保障については別途プランナーに相談するのがおすすめです。

どこの保険会社が良いのか?

返戻率の高い商品を出している会社だと、ソニー生命を筆頭に明治安田生命、日本生命が、返戻率の高い商品を出している会社となっており人気となっているようです。短期の払込期間を設定した場合は、返戻率がさらに高くなったりするのでそちらも確認することをおススメします。また、ソニー生命は外貨建ての学資保険として、120%以上の返戻率の商品もあるようなので返戻率重視の方はそちらも検討しても良いかもしれません。
参考:ソニー生命 学資保険準備スクエア(https://www.sonylife.co.jp/gakushi/

まとめ

いかがでしたでしょうか。お子さんが小さい頃は、まだ必要性を感じていない方も多いかもしれませんが、「学資保険」は手堅くリスクの低い方法で教育費の準備をできるため、検討してみては、いかがでしょうか?まずは、気になった商品がある保険会社に相談してみてくださいね。

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