新人保育士さん必見!先輩保育士が教える「絶対買うべき!」おすすめ便利グッズ5選

2022.04.04

先輩保育士が教える、基本グッズとおすすめ便利グッズ5選

いよいよ4月から新年度。

晴れて新人保育士としてデビューする方や、短大や四年制大学、専門学校に通う保育士の卵の方も多いのではないでしょうか。

 

初めての保育士、または待ち受ける実習生活(実習はすでに終えたという方も含め)。

不安ですよね。同期や一緒に働く人がいないと特にその気持ちは膨れ上がるばかりだと思います。

 

そこで今回は先輩保育士として「これは持っておいて正解!」というおすすめ便利グッズ、必需品の持ち物や服装などをご紹介したいと思います。

この記事を読むことで不安な気持ちを少しでも解消できれば嬉しいので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね♪

 

保育士の基本の服装と持ち物

まずは保育士としての基本の服装、持ち物を確認しておきましょう。

あなたが新人だろうと実習生だろうと、子どもには関係ありません。

また、保護者にとっても「実習の先生なんだ」「新しく入ってきた先生なんだ」と認識はされますが、基本的に『保育士としてのあなた』を見ています。

 

だらしない格好なんてもってのほかです。

人から見てどう思われるのかを考えて清潔な格好をしましょう。

 

よくある基本的な服装はTシャツにジャージ、その上にエプロンスタイルです。

ジャージは裾を引きずらないように気をつけましょうね。

綿パンがOKな場合もあります。

 

また、持ち物ですが手拭きタオル、メモ帳、ボールペンやシャーペンなどを、エプロンまたはジャージのポケットに入る程度のものを用意しておくと良いでしょう。

これは先輩からの言葉や子どもの名前、日々の活動のメモを取るためです。

ただし取り扱いには十分注意してくださいね。

ペン先が出ていて子どもに刺さるなんてことが絶対にないよう注意しましょう。

 

保育士おすすめ便利グッズ〜服装編

服装ですが、園によっては制服があるのでその場合は支給されたものをきちんと身につけましょう。

制服のない保育園で働く場合には、事前の見学や研修で先輩保育士の服装を見ておき、きちんと服装について尋ねましょう。

 

制服がない保育園は基本的には先ほどもお伝えした通り、上は手持ちのTシャツやトレーナー、下はジャージがメジャーです。

ただしなるべくボタンがついているものは気をつけましょう。

万が一取れてしまったら…?

子どもが拾って誤飲する危険性があります。

 

その上に子どもが喜ぶような、キャラクターのエプロンを着用するスタイルが多いのではないかという印象です。

保育士は靴下でキャラクターものなどを履いて、子どもの気を引くこともあります。

冬場は寒いのでタイツの下に靴下を履いてよく仕事をしていました。

また、モコモコの長めの靴下を履いている保育士もいましたよ。

 

なお、園によってはキャラクター関係を一切禁止している場合もあるので、その保育園の方針に従いましょうね。

またジャージや綿パンはOKでも、保育園によってはスウェットはだらしなく見えるという理由で絶対にダメな園もあります。反対にそこまで気にしない園もあります。

 

室内での履き物、外での動きやすい靴なども用意しましょう。

 

夏場は日焼け防止のためにアームカバーや薄手の羽織、帽子などの準備も必須。

 

あと忘れてはいけないのが、不測の事態に備えて予備の着替えを置いておくことです。

万が一子どもが嘔吐したり、給食の味噌汁をこぼしてかけられてしまうと着替えが必要になります。

 

はじめはその保育園の方針をよく理解した上での服装を心がけましょう。

それだけで先輩保育士や保護者からの印象も変わりますよ。

 

*便利グッズ〜服装編のポイント*

・なるべくボタンや取れやすい装飾がついたものは避ける!

・キャラクターものを身に着ける場合は園の方針を確認しましょう!

・「アームカバー」「薄手の羽織」「帽子」で日焼け対策を!

・不測の事態に備えて、予備の着替えを常備しましょう!

 

保育士おすすめ便利グッズ〜製作編

次は保育士にとって大切にしたい製作での必需品。

なぜそんなに必要なの?と思う方もいるかもしれません。

 

保育士は製作準備や壁面製作、何かと準備に追われます。

 

壁面製作は保育士への負担を考え、廃止にしている園も増えてきています。

 

それでも避けられないのは毎月の子どもの製作です。

こればかりは人の手で準備するしかありませんよね。

 

毎月の成長を見られる証として、保護者はもちろん私たち保育士も楽しみにしています。

でも時間がなかなか取れない…そんなときに少しでも時短につながるような便利グッズを紹介していきますね。

 

  • はさみ、デザインはさみ

子どもの手の届く場所に置かないことが前提ですが、なるべくキャップ付をおすすめします。また、ギザギザや波型に切れるはさみがあると活躍しますよ。

 

  • コンパスカッター、カッター

100均で売られているコンパスカッターをご存じですか?その名の通り、コンパスの先がカッターになっているので、好きな大きさの丸が切れる優れものです。

 

意外と切りたい大きさの丸を探すのに苦労するんです…ガムテープの円形を利用したり、さまざまな丸を探し求める姿は保育士なら一度は経験します。それがこのカッターさえあれば一発で解決!

 

  • 定規

できれば30cmは欲しいところですが、15cmでもいいので持っておきましょう。

 

  • 両面テープ

製作で子どもにのりを使用させるには早い場合、事前に両面テープをつけておきます。

あとは当日子どもと一緒にテープを剥がしたり、月齢的に不可能であればこちらで剥がします。

 

  • テープのり、スティックのり

こちらは細かい部分の貼り付けに大活躍ですよ。

個人的に子どもが使用する以外での水のりはおすすめしません。量の調節が難しい上に塗った部分がふやけてしまいます。

 

  • クラフトパンチ

星型、花型、音符型などさまざまな形にできるパンチは持っていて損はしません。サイズもたくさんあるので、少しずつ集めるのも楽しいですよ。

 

  • ステープラー

一気に同じ形に切りたいときに、画用紙を固定するために使用します。

ここでは針付きのものがあると強度が増すのでおすすめです。針の処理に気をつけましょう。

 

  • マスキングテープ

製作で子どもに飾りを貼りつけてほしいときにマスキングテープはとても便利です。

たくさん種類があるので子どもたちも楽しめ、いろどりが出るのでよく使用しています。

 

  • 丸シール

大中小と赤や黄色緑青などカラーでよく見かける丸シール。

製作時の「目」として使用頻度は非常に高いです。丸シールをマジックで黒く塗りつぶし、顔の目や時には鼻として使用しています。

 

最低限これだけあれば徐々に製作準備に時間をかけずに取り組むことができるのではないでしょうか。

また、園に常備されているものもあるので確認してみてくださいね。

 

*便利グッズ〜製作編ポイント*

・デザインはさみは数種類あると便利!

・コンパスカッターで丸型探しの時間を短縮しましょう!

・さまざまな大きさ、形のクラフトパンチがあると装飾に活躍!

・マスキングテープがいくつかあれば子どもも保育士も楽しめます!

・丸シールは「目」「鼻」として大活躍!

 

保育士おすすめ便利グッズ〜事務作業編

保育士には書類もたくさんあります。

年間カリキュラム、月間カリキュラム、週案、日案、毎月の個別指導案…

これっていつやるの?と思いますよね。

私もそう思っていました。

 

多くは子どもが寝ている午睡中に作業をします。

でも午睡中はまず連絡帳を書かなければいけません。

さらにはSIDS防止のため(乳児突然死症候群)、年齢ごとに決められた時間に午睡チェックを行います。

 

最近はICT化が進んでおり、園によっては書類はすべて手書きではなくパソコンへ打ち込み、さらには連絡帳もスマホを使って打ち込むといった保育園も出てきているほどです。

 

それでも事務作業はまだまだ多いのが現実です。

そこで事務作業効率化に向け、持っていると便利なグッズを紹介したいと思います!

 

  • 印鑑

日本の文化ではまだまだ印鑑が必須です。 できれば誤飲防止のために、キャップのない印鑑を常備しておきましょう。

 

  • 付箋

何かと便利な付箋。会議でのメモや、保護者へ追加事項があるときに付箋に書いて連絡帳に貼り付けています。

 

  • ボールペン

消えないタイプのものを用意してください。

書類を書くときに消えるタイプのものは使用しないようにしましょうね。

 

  • 修正テープ

書類の修正や連絡帳の修正に使用します。

中には一切使用禁止の園もあるので、確認が必要です。

 

  • 蛍光ペン

大切な箇所などに使用するのはもちろん、意外と製作でも使用するのでいくつかあると便利です。

 

それぞれ工夫して使いながら徐々に会議や書類作成に慣れていきましょうね☆

 

*便利グッズ〜事務作業編ポイント*

・印鑑は誤飲防止のためにキャップレスを選びましょう!

・好みの付箋で自分の気分も上げちゃいましょう!

・ボールペンは消えないものを!(擦らなくても熱で消えます)

・修正テープの使用は園に確認を取りましょう!

 

保育士おすすめ便利グッズ〜お散歩編

保育士として子どもと過ごす上で、外遊びは必須ですよね。

ここではお散歩時に必ず持っていたら安心できる便利グッズをご紹介します。

 

  • リュック

すべての荷物はここに収納しましょう。

 

  • ティッシュ

鼻水などでティッシュの消耗はとても早いです。

箱ティッシュの大きさのものを必ず入れておきましょう。

 

  • ペットボトルに入れた水

散歩中におもらしをしてしまった場合にその場所を、また怪我をした箇所を水で流すために持ち歩きます。

 

  • 雑巾

雨上がりや湿った場所だと遊具が濡れている可能性があります。

その場合に雑巾があれば拭いて対応しています。

 

  • 着替え

おもらしや、水に濡れてしまった場合に応急措置として必ずズボンは入れています。(園の貸出用)

 

  • おむつ

おもらしや排便をしてしまった場合に使用します。(園のおむつ)

 

  • ウェットティッシュ

拭き取りや手拭きに使用できるので1つは入れておきましょう。

 

  • ビニールやスーパーの袋

使用済みティッシュなどを入れるために数枚あると便利です。

 

  • ゴム手袋

おもらしなどの対応時に使用するので、おむつやズボンとセットと考えておいていいでしょう。

 

  • 簡易救急セット

怪我に対応できるよう簡易なセットを入れておくと、万が一の場合に便利です。(ただし擦り傷や切り傷などは流水でよく流してください)

 

  • 除菌類

子どもも使用できるアルコールジェルやスプレーがあると今のご時世は安心です。

 

  • デジカメ

園で1台しかない場合もあるので、毎回は難しいと思いますが子どもたちの楽しむ姿を激写しましょう!

 

園庭で遊ぶ分にはいりませんが、お散歩に行くときには上記のものを意識してみましょう。

また、園での対応がどうなのかも確認してみてくださいね。

 

*便利グッズ〜お散歩編ポイント*

・すべての荷物はリュックに!(大きめがおすすめ)

・ティッシュは箱サイズのものを必ず常備しましょう!

・着替え、おむつ、ゴム手袋、ウェットティッシュ、ビニール袋があれば不測の事態にも対応可能!

・遊具を拭く雑巾1枚で子どもの気持ちを損ねません!

 

保育士おすすめ便利グッズ〜番外編

最後に番外編として、個人的におすすめしておきたい便利グッズをご紹介したいと思います。

 

  • ハンドクリーム

特にこのご時世柄必須になりましたが、そうでなくても保育士は水を触る機会が多いんです。冬場だけでなく年中持っていると安心ですよ。

 

  • リップクリーム

私は唇の乾燥がひどいので、ポケットにリップがないと不安です。

今はマスクをしていて頻度は減りましたが、マスク内は乾燥しているので気になる方は持ち歩くことをおすすめします!

 

  • アルコールジェルまたはスプレー

園にはもちろん置かれていますが、持ち歩き用のものを1つ持っていると便利ですよ。

 

  • 日焼け止め

夏だけではありません。保育士はお散歩や外遊びに出る機会が多いので、年中日焼けします。

 

  • ムヒなどの痒み止め

これは人によりますが、私は虫刺されが多いので常に持っています。

 

  • 頭痛薬

意外と悩まされる頭痛。特に偏頭痛持ちの人にとって保育中にいきなり襲われると、仕事にも影響が出てしまいますよね。

私もそうなので「やばい」と思ったら早めに飲むようにしています。

 

個人的おすすめの便利グッズですが、あるとないではまったく違うものもあるので、よければ参考にしてみてくださいね♪

 

*便利グッズ〜番外編ポイント*

・年中ハンドクリームは必須です!

・日焼け止めも年中必須!年齢を重ねるごとにシミになります…!

・頭痛薬があれば急な痛みにも対応できるのでおすすめです!

 

先輩保育士が教える基本グッズとおすすめ便利グッズのまとめ

今回は新人保育士や、保育士の卵の方に向けて4月からの保育園生活で便利なおすすめグッズをご紹介しました。

 

これは絶対に必要だ!というものは、働いていく中で徐々にわかっていくと思います。

はじめから全部揃えないといけないわけではないので安心してくださいね。

保育園ですでに常備されているものもあるので、確認してから少しずつ集めるといいのではないでしょうか。

 

また服装に関しても、園独自の制服や決まりがある場合もあります。

少しでも不安要素をなくすためにも、まずはあなたの働く(または実習先)保育園の決まりや方針をよく確認しましょう。

 

はじめから完璧な人はいません。

 

あなたの先輩も昔は新人で、たくさんのことを学んできた人たちです。

せっかくご縁があって決まった勤務先で、「ここで働くんだ!」という期待の気持ちでいっぱいなあなたを応援したいです。

 

大好きな子どもたちに囲まれながら、日々を楽しみながら保育をしていってくださいね。

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