認可保育園に落ちたら次はどうする?やること・保活をご紹介
目次
認可保育園に落ちたら次はどうする?やること・保活をご紹介
認可保育園に落ちたら?
保育園が落ちた事実に打ちのめされることはあるでしょう。
でも、決して悲観しないでください。
まだ他に方法があることもありますので、まずは冷静になりましょう。
・慌てない
保育園に落ちてしまったら、誰だって慌ててしまいます。
これからどうしよう、何をしたらいいんだろう、と現実を直視できないかもしれません。
まずは冷静になって今できることをしっかり考えましょう。
・情報収集
希望した保育園には落ちてしまっても、他に空きがある可能性もあります。
自治体のホームページや市役所に直接問い合わせて、他に空きがないか調べましょう。
認可保育園がなくても、認可外やベビーシッターや一時保育など様々な預かり制度がありますので、落ち着いて情報収集しましょう。
・自分を責めない
社会から見放されたような疎外感に襲われるかもしれませんが、保育園に落ちたのは決してあなたのせいではありません。
決して自分を責めてはいけません。
まずは自分にできる精一杯のことをやりましょう。
自治体に相談したり、ママ友に相談したり、情報収集は絶対にやめないでください。
それでもダメだった場合もズルズル悩まず切り替えて、来年に繋げましょう。
認可保育園に落ちたら、どうする?
どんなに悲観して自暴自棄になっても、認可保育園の入園申請は取り下げないでください。
「私は子供を預けて働きたいです!」という重要な意思表示です。
それを取り下げるのは諦めることになります。
認可保育園に同じ先落ちたら、すぐにやること
・二次募集に応募する
4月入園の場合、多くの自治体が二次募集、場合によっては三次募集も実施しています。
ただし、その期間は一次募集と比べて短いので、即行動しましょう。
その際、保育園に申し込んだ後も保育園の情報収集を止めずに続けていると、万が一落ちたときに備えてすぐに二次募集へ踏み切れます。
どんな保育園かもわからないところに慌てて入園させてに後々後悔しないためにも、情報収集は欠かさず行いましょう。
・視野を広げる
通勤途中にある保育園や、家から多少距離のある保育園にも視野を広げるのもひとつの手立てです。
すぐに二次募集に応募しなければならず、保育園の見学に行くのも大変な場合は電話で直接問い合わせて質問をしてみてみましょう。
ホームページなどでも、その園の雰囲気は多少なりとも掴めます。
まずは情報収集です。
・認可保育園以外の保育施設も検討する
認可外保育園はもちろん、ベビーシッターや一時保育やファミリーサポートなど、子供を預ける方法は様々です。
最近では企業主導型保育園というものもあります。
いろいろな手段を視野に入れて行動しましょう。
柔軟に行動して考えることが、保活を成功させる最終手段です。
仕事はどうなる?
子供が預けられないと職場復帰できない。
そうなった場合はすぐに職場に連絡しましょう。
今後の働き方や、育休の延長も視野に入れていきましょう。
・育休の延長
子供の預け先がなく、職場復帰が出来ない場合、育休を延長することができます。
育休は最長2年まで延長が可能になりました。
職場のみんなに申し訳ないと思ってしまう人もいるかもしれませんが、預け先が見つからなければどうすることもできない事実をしっかり相談しましょう。
・働き方を変える
時短勤務、パートなど、様々な働き方があります。
近年はリモートワーク(在宅勤務)などといったものもあります。
会社に出社するだけでない働き方を進言するのもひとつの方法です。
認可保育園以外の預け先は?
認可保育園以外にもいろいろな預け先があります。
それらを紹介していきます。
認可外保育園
幼児教育無償化制度が2019年10月から始まり、それまで料金が認可保育園と比べて高額だった認可外保育園も、月3万7000円まで無償になりました。
認可保育園の合否がわかる時期に、認可に内定した人達が認可外を退園したり、入園辞退をするケースが多いので、入園できるチャンスは大いにあります。
加点にもなりますので、後の保活でも有利になります。
ベビーシッター
保育や子育てを経験した人が、自宅に来て子供のお世話をしてくれます。
自治体によっては、「ベビーシッター利用支援事業」という利用料を一部助成してくれる制度もあります。
認可外と同様に保活の点数をベビーシッターの利用で加点することもできます。
一時保育
一部の保育園などで実施している時間単位や1日など、一時的に子供を預けられるものです。
施設によって預けられる年齢は異なりますので、一時保育を行っている施設に必ず問い合わせをしましょう。
一時保育も加点対象になっております。
企業主導型保育園
各企業がそこで働く従業員のために、事業所内や周辺施設に開設した企業主導型保育です。
そこの企業に勤めていないと預けられないイメージがありますが、企業主導型保育園は地域の子供も柔軟に受け入れてくれます。
様々な働き方に応じた保育サービスを提供してくれますし、認可保育園と比較的変わらない料金で利用できるのも魅力です。
「企業主導型保育園」が狙いめ!?
企業主導型保育園の魅力的な特徴を紹介します。
柔軟な保育サービス
企業主導型保育園は延長保育はもちろん、休日保育や週3日だけや3時間だけといった時短保育など柔軟に保育することが可能な保育園です。
土日祝日勤務もあれば夜間勤務など、地域の保育園では預けることが難しい勤務形態の保護者にはとてもありがたい施設です。
地域の子供の受け入れてくれる
企業主導型保育園は、企業の従業員の子供たちを受け入れるのが基本ですが、定員枠があれば地域の子供たちも受け入れてくれます。
地域枠は任意ではありますが、ほとんどの企業主導型保育園が受け入れています。
保育料は認可保育園並み
企業主導型保育園の保育料は、事業所が自由に設定することができます。
認可保育園と同じように利用ができるように定められているので、料金は認可外に比べると安く設定されているところが多いです。
認可外保育園でもあるので、助成金も出ます。
職員の半数以上が保育士
職員配置基準に伴い、職員の半数以上は保育士資格保有者です。
保育士資格を持っていない職員は、子育て支援員研修を修了しているので、安心して子供を預けることができます。
小規模保育で目が行き届く
認可保育園と比べて小規模で保育する場合が多いため、子供ひとりひとりにしっかり目が行き届きます。
保活は続けよう!
保活は諦めずに続けましょう。
働きたいです、とアピールし続けることに意味があります。
空きが出て途中入園できる可能性もあります。
自分の地域の待機児童はどのくらいなのか、点数や応募倍率などアンテナは常に張っておきましょう。
公園や児童館など、同じ月齢のママが集まるところは情報の宝庫ですので、積極的に足を運ぶと良いです。
ひとりで抱え込まず、家族としっかり話し合いましょう。
「認可保育園に落ちたら」まとめ
待機児童になってしまって落ち込むことはありますが、これは自分の働き方を見直す最大のチャンスでもあります。
子育てと仕事の両立に疲弊する親は少なくありません。
自分が将来どうなりたいのか、どう働きたいのかじっくり考える良い機会でもありますので、ポジティブにこれからのことを考えるための休息期間と受け止めてみるのもありです。
気苦労が多い保活ではありますが、気は張り詰めすぎす、出来ることから頑張りましょう!