保育士になって最初に就く役職「クラスリーダー」の役割について

2021.04.11

保育士になって最初に就く役職は「クラスリーダー」です。

園によっては、園長からの指名・保育士同士の話し合い、1年任期・月交代など、決め方も期間も様々です。今回は、「クラスリーダー」の仕事内容やメリットをまとめてみました。

保育士になって最初に就く役職「クラスリーダー」とは?

保育園には、「保育士の配置基準」というものがあります。

  • 0歳・・・保育士1人につき子ども3人
  • 1~2歳・・保育士1人につき子ども6人
  • 3歳・・保育士1人につき子ども20人
  • 4歳以上・・保育士1人につき子ども30人

(参考:厚生労働省HPより)

保育士1人に対し子どもは〇人までと国が定める水準を下回らないよう、どの保育園もクラスには最低2名の保育士がつきます。0~2歳までは、1クラス3、4人の保育士で見ることも。先生一人一人のやり方や考え方が違うからこそ、クラス運営をしていく中で必要不可欠なのが、クラスリーダー(主担任)の存在なのです。

「クラスリーダー」の仕事内容とは?

  • クラス運営
  • 月々の保育内容決め
  • 提出物、書類作成
  • 行事の準備
  • 会議、保護者対応
  • 複数の保育士への仕事分割

もちろん、全ての仕事を一人で請け負うわけではありません。クラスリーダーになるのが2年目でも5年目でも、受け持ったクラスの子どもたちが1年間楽しく成長出来るように他の先生と仕事内容を共有し、割り振る事が必要です。しかし、責任は全てクラスリーダーにあるので、最後の確認は自分の目でしましょう!

「クラスリーダー」を経験することでのメリット

①1年の成長を見通した上での保育運営が出来るようになる。

年度初めの会議では、行事やイベントを含めた1年間のカリキュラムを提出します。1日1日をどうするかではなく、1年後を見通しながら保育をする力がつくはずです!

➁全ての責任を持つ立場だからこそ、やりがいがある。

子どもがケガをした時・クラスがまとまらない時・保護者への対応・会議への出席など、自分のクラスの事は自分の責任という自覚が芽生えます。
これは保育士にかかわらず、社会人として仕事をする上で必要な事ですよね。

③保育士としての視野が広がり、自信がつく。

クラスリーダーになる前と後では、子ども一人一人を見ながら全体を見る力が雲泥の差です。常に、クラスをどうしていくか?という目で見ていくので、自分も保育士として成長すこと間違いなしです!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「クラスリーダー」は大変だと思われがちですが、きっと経験した1年後には得るものが大きい役職です。子どもたちと共に、保育士として成長していきましょう!

関連キーワード:

ページトップへ