保活ってなにをしたらいいの?保育園に入るために「やること」をご紹介

2022.12.15

 

共働きで保育園に入園を考えているけど、保育園に入るには何をどうしたらいいのかわからない。保活という言葉をよく耳にするけど、そもそも保活って何?と戸惑ってる方は多いのではないかなと思います。

この記事を読めば、保活の心配点・疑問点を一気に解決!!

保活ってなにをしたらいいの?保育園に入るために「やること」をご紹介

 

近年では、就活や婚活など、「〇活」という言葉をよく耳にします。その中でも保活という言葉は子どもがいる家庭では身近な言葉でも、今まで子どもとは無縁の環境にいた人には聞きなれていない言葉かもしれません。

そのような方の為に、まずは保活についてご説明したいと思います。

保活とは?

保活とは、「子どもが保育園に入園するために、保護者が行う活動」の事を示します。

 

保育園まで足を運んで実際に見学したり、申し込みに必要な書類を揃えたりなどどの家庭で行うものもあれば、待機児童となり育児休業の期間を調整したり、入園させたい園に通える距離に引っ越ししたりなどの動きも保活のひとつと言われています。

 

保活はいつからはじめる?

初めに考えていきたいのは、我が子が何歳の時に保育園に入れたいのかです。

それによって保活を始める時期は異なってきます。

そしてお母さんやお父さんのお仕事復帰がいつなのかで保育園に入れる時期は決まってきます。

 

仕事復帰は子どもの1歳の誕生日の日に復帰という方が多いですが、子どもが産まれて数か月で預ける方や2歳で預ける方もおられます。(園によって預けられる月齢が異なります)

家族や職場の方としっかり相談していきましょう。

 

入園可能枠として各園、1番確保されているのは新年度の4月入園です。

4月入園のための申し込みは前年度の10月から12月の自治体が多いです。

詳しい時期についてはお住まいの自治体のHPや電話で確認する事ができますので問い合わせてみてください。

 

この4月に向けて動く場合は保育園の情報収集や見学は7月頃から開始するのがベストでしょう。

しかし、出産予定日が10月や11月でまだ子どもは産まれていないけど、来年度の4月から入園させたい場合は産後は安静時期となりますので、出産前に早めに行動しておくと安心ですね。

保育園の種類

保育園には大きく分けて2種類あります。

 

1.認可保育園

 

国が定めている様々な基準を全てクリアしている認可保育園。

国が定めている基準とは何があるのでしょうか。一部をご紹介します。

 

・設備について

満2歳以上の子どもを預かる場合は保育室、遊戯室、屋外遊技場、調理室、便所が必要とされています。また、2歳を満たない子どもを預かる場合はこれに乳児室も加えて設置しなければなりません。

 

・広さ、面積について

預かる子ども1人あたりに必要な面積が決まっており、預かる子どもの年齢と人数によって必要な敷地面積は決まってきます。

 

・職員配置基準について

職員の配置にも規定があり、預かる子どもの人数によって必要な保育士の人数も決まって きます。(例えば、0歳児3人に対して保育士は1人)

 

2.認可外保育園

それとは反対に施設の広さや設備など国が定めている基準を満たしていない認可外保育園です。認可外保育園は無認可保育園とも呼ばれます。

 

認可外保育園はこれらの国の基準を満たしていない場合がありますが、児童福祉法に基づき市町村に届け出は出して許可は得ていますのでご安心ください。

 

保活って何からすれば良い?保育園に入るためにやることとは

保育園に入るために、保活で初めに取り組みたい事は、ずばり保育園の情報収集です。

保育園は園によって方針が様々です。全てが同じわけではないです。

 

子育ての方針も親によって様々だと思います。

自分の方針に合う園かどうか見極めていきたいですね。

 

その他にも自宅から距離が近いのがいいのか、職場から近いのがいいのかなど選ぶポイントはいくつかあります。

近所や会社の先輩ママに相談して情報をもらうというのもいい方法ですね。

 

情報収集ができたら、次は保育園に見学に行きます。実際に自分の目で見て感じる事はとても大切です。できる限り、候補にあげた保育園は見学に行く事をおすすめします。

 

保育園によっては集団で見学日を設定していたり、保育園の行事日には見学ができなかったりするので、電話確認をしておきましょう。

入園を希望する保育園が決まってからの保活の流れ、やることは?

入園を希望する保育園が決まったら、書類での申込の手続きを進めていきます。

 

①利用申込書を取りに行く(HPからダウロード可)

 

②書類を揃える

 ・保育施設利用申込書

 ・事業利用調整申込書

 ・個人情報に係る同意書

 ・個人番号記載用紙or個人番号コピー

 ・保育が必要な理由を証明する証明書(勤務証明書等)

 ・その他(児童又は世帯に応じて必要な書類)

 

③利用申込提出と合わせて面談(申込の予約が必要な市町村あり)

勤務証明書は勤め先が記入する事となりますので、事前にお願いしておくとスムーズです。

 

保育園への入園が決まったら

多くの自治体では1月から2月に結果通知が自宅に届きます。

内定が決まって嬉しい!!ここまでの道のりを頑張った分、喜びも大きいと思います。

 

しかし、ここがゴールではありません。スタートとなります。

入園が決まってからもやる事はたくさん・・・

ため息が聞こえてきそうですが、ご安心ください。

 

入園が決まってから何をすればいいのかもご紹介させて頂きます。

 

事務的な手続き

・会社に報告

多くの園で慣らし保育が必要な為、復帰時期の相談は早めにしておいた方が良いでしょ  う。

 

・入園書類の記入

入園の書類一式は内定通知と同封されているか直接、園に受け取りに行きます。

子どもや家族の情報、今までの予防接種歴やアレルギーについてなどの記載が必要なので 母子手帳を用意していると◎

 

・保育料引き落としの口座登録

園で手続きしてくれる場合もありますが、銀行に手続きに行く場合が多いです。

 

・入園前検診

園から日付・場所を指定されるか自分でかかりつけ医で検診してもらう場合があります。

 

・入園面接

いよいよ園に行きます。面接と聞くとなんだか緊張しちゃいますが、ここで合否があるわ けではないのでご安心ください。この面接の目的は園側が園について知ってもらう事と子 どもの情報を共有する事です。心配な事があればここで相談しましょう。

 

事前に用意・準備するもの

・登園グッズの購入

入園が決まってやる事として初めに思いつくのがこちらでしょう。しかし園によって用意 するものが違います。園指定のものもあるので、面接時に確認してから購入しましょう。 全ての持ち物に名前を記入しなければならないので、名前スタンプやシールがあると便利 です。

 

・親戚への協力要請

保育園に入園して初めに訪れるであろう親子の試練は病気です。集団生活の経験がない子 は免疫力が低く、ちょっとした菌でも熱が出たり、風邪症状がでたりします。

保育園からお迎えの要請があった時に迎えにいく事ができる人を事前にお願いしておくと 安心ですね。

 

・病児保育申込

近くに親戚の方がいないという方もおられるでしょう。病児保育を申し込みをしておく  と、いざという時に助かります。(事前に病児保育の申し込みをしていないと当日に預  ける事はできません。)

 

親子での心構え

・離乳食を進める

家で食べた食材が給食で出す事ができます。家で食べていない食材はアレルギーの観点か ら出す事ができないので入園前に進めておく事をお勧めします。

 

・生活リズムを整える

子どもがスムーズに園生活に少しでも早く慣れる為には、生活リズムを整えるという事で す。年齢が低ければ低いほど、生活をルーティーン化する事で心が安定します。

入園前から親子で早寝早起きを心掛けましょう。

 

・育休を最後まで楽しむ

ここまで様々の事をお伝えしてきましたが、残りわずかな育休期間を楽しみましょう!!

可愛い我が子と毎日、一緒にいられる時間はとても貴重です。

ぜひ、この貴重な時間を親子で楽しんでください。

 

保活、保育園に入るためにやることののまとめ

いかがでしたでしょうか。

大変そうに見えますが、ひとつひとつ確認していけば大丈夫です。

 

【保育園に入るためにやること】

  • 保育園の情報収集
  • 保育園見学
  • 利用申込書等の書類を揃える
  • 申込書の提出と面談

 

【保育園の入園が決まったらやること】

  • 会社に報告
  • 入園書類の記入
  • 保育料引き落としの口座登録
  • 入園前検診
  • 入園面接

 

【入園前の心構え】

  • 離乳食を進める
  • 生活リズムを整える
  • 育休を最後まで楽しむ

 

こちらの記事を参考にして頂き、保育園の入園が決まれば光栄です。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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